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2024/09/30

2級建築士資格試験を受験

ようやく涼しくなり、秋が来たと実感しています

今日は、なかなか秋を感じる気候にならず、真夏の暑さが残る9月16日の二級建築士の製図試験の話題です。

まず、2級建築士とは何なのか

建物を設計するために必要な資格です。

類似の資格は二級建築士の他に、一級建築士、木造建築士があります。

それぞれ扱える建物の規模や構造が異なります。

建築士の資格は2回に渡る試験で建築士としてふさわしい知識を習得しているのかをチェックされます。

一次試験では学力が見られます

どのようなプランにするのかの基礎となる「計画」

法律に関する「法規」

家の強さや安全性に関する「構造」

家を建てる時のルールに関する「施工」の全四科目です。

この学科試験に合格したもののみ2次試験の受験が認められます。

2次試験では実際に手書きで図面を書き上げます。試験時間はなんと「4時間」

製図版や定規、型板などを駆使します。

広告などでよく見かける、間取りが一目でわかる「平面図」

真横から見た時にどのような見た目の家になるのかがわかる「立面図」

どのような構造なのかを表す「断面図」

断面図をさらに拡大し詳しく細かな部分まで表す「部分詳細図」

の4種類を書き上げます。

問題はA4相当の用紙にぎっしりと文字で書かれています。

問題文はお施主様の要望であり、計画に組み込まなければなりません。

今回のテーマは、外国人観光客に向けた「ゲストハウス」でした。

宿泊者や近隣住民が交流できるスペースや、宿泊者同士が積極的に交流する場所が要求されていました。

それに合わせ、災害時に地域支援活動に積極的に参加することを想定しての計画を求められました。

大地震や集中豪雨など、災害大国の日本では、欠かすことのできない内容でした。

ここ近日、豪雨や地震など災害が多く起きている中でのこのテーマですので、重要性の高さを実感した試験でした。

受験者各々が計画するため、答えはありません。

計画内容のテーマとの適合性や図面の整合性、美しさを総合的に採点されます。

答えが無いので、合格発表までドキドキです

試験終了後、受験者は長時間の作図と緊張、集中でヘトヘトです。

大きな製図版を抱えて帰路につく後姿は疲労感でいっぱいでした

私は、来年夏に実施される一級建築士学科試験に向け、気持ちを切り替えて勉強に励みたいと思います。

皆様も建築士に限らず、何かの資格にトライしてみてはいかがでしょうか

ビ・ハウスでは一級建築士が責任持ってプラン、提案いたします。

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