2023/05/26
場所ごとに使い分ける!お部屋に合わせた照明の選び方 ~リビング編
こんにちは。豊中・箕面・池田・吹田・地域密着の工務店・1級建築士事務所 ビ・ハウスです。
日々の暮らしに欠かせない照明。ただ明るくなれば何でもよいというものではありません。お部屋の用途やシーンによって照明を使い分けることで、より快適で心地よい空間になります。ここからは、お部屋ごとにぴったりの照明の選び方をご紹介していきたいと思います。
リビングの照明プラン
リビングはお家の中でも、一番人が集まる場所であり、いつ、だれが、どのように使うかも様々です。時間帯や人、目的よって、必要な明るさや求める雰囲気は違ってくるため、それに合った照明を必要があります。リビングの照明選びは、住みやすさや住まい全体の雰囲気に関わる重要なポイントなのです。
家族で食事したり、くつろいだり、来客をもてなしたり、仕事や勉強をするスペースになったりとリビングの用途はたくさんあります。人が多目的に使うリビングは、お部屋全体を明るくする主照明と限られた範囲を照らす補助照明を組み合わせて配置し、目的に応じて使い分けできるようにすると便利です。まずは、主照明を決めてから、適宜、補助照明を配置していくのがよいでしょう。
LED電球の普及により人気が高まっているダウンライト。最近はリビングにも主照明として採用されることが多くなっています。コンパクトで天井に埋め込まれているので、空間を広くスッキリと見せられるのが特徴です。照明器具の存在感がなく、他の照明器具と組み合わせても、お部屋がごちゃごちゃしません。また、ダウンライトは、1灯では照らす範囲が狭く明るさがとれないので、複数設置する必要があります。配置によって明るさやリビングの雰囲気が大きく変わりますので、配灯計画をしっかりと立てることが大切です。
ダウンライトをリビングの主照明にするときは、空間全体の明るさが足りているかが注意するポイント。主に下方向を照らすため、天井や壁面が暗くなり、空間全体も暗い印象になることがあります。人は、目線の先の壁面の明るさを、空間の明るさとして感じる性質があります。ダウンライトを中央だけではなく、部屋のコーナーや壁際にもバランスよく配置して壁面を明るくすると、空間全体の明るさが確保できます。また、ダウンライトの種類の中でも、光の向きを調整できる「ユニバーサルタイプ」や壁面を照らすことを目的とした「ウォールウォッシャータイプ」を使って壁面を照らすのも有効です。お部屋全体に明るさが拡散し、空間に広がりがでます。
それでも、リビングで書いたり読んだりする機会が多い方にとっては、360度広範囲にお部屋全体を照らしてくれるシーリングライトと比較すると暗く感じてしまうかもしれません。ダウンライトをメインの照明にしたいときは、同じ空間にスポットライトやペンダントライト、間接照明などの補助照明を組み合わせて、明るさを確保するのがオススメです。また自分のいる場所だけまたは手元だけを明るくしたい場合はフロアスタンドやテーブルライトも手軽で便利な補助照明です。いくつかの種類の照明を組み合わせて変化を持たせることで陰影が生まれ、雰囲気のある空間を演出する効果もあります。
リビングはお家の中でも一番人が集まる場所であり、長い時間を過ごす場所でもあります。居心地のよいリビングにするためには「活動する時間の明るさ」と「くつろぐ時間の明るさ」を切り替えられるよう、「一室多灯」にするのがオススメです。照明計画は専門的な知識も必要になりますので、設計士さんや照明メーカーの方と相談しながらプランニングするのが安心です。暮らしの中心であるリビングが、快適でおしゃれでくつろげる空間になる照明計画を、ぜひ考えてみてくださいね。
ビ・ハウスでは暮らしの照明についても、お客様のお好み・ライフスタイル・予算などに合わせたご提案をさせていただいております。
照明計画にもこだわった、理想のお家づくりのお手伝いをさせていただきますので、ぜひご相談ください。
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