2020/09/03
防災を考慮した住宅建築を!
こんにちは。 豊中・箕面・池田・吹田・地域密着の工務店・1級建築士事務所 ビ・ハウスです。
台風、豪雨、土砂災害、地震など、近年は自然災害による住宅の被害が増えています。また、夏の気温においても35度の猛暑日や地域によっては40度という災害級の暑さを記録しており、室内外を問わず熱中症への対策が叫ばれています。
↓室内の熱中症対策に効果がある住宅の「断熱性」と「気密性」
室内の熱中症対策に効果がある住宅の「断熱性」と「気密性」 | 家づくりブログ (bihouse.co.jp)
住宅建築においても、こういった自然災害への対策を講じる必要があります。ビ・ハウスでは、在籍している複数名の一級建築士・二級建築士とともに、防災の観点からも住宅の安全性に配慮した設計・施工を行っています。
■台風や暴風雨への対策!
台風や暴風雨によって被害が出やすいのは「屋根」や「窓」です。
<屋根>
台風などの暴風が起こると屋根は、軒の出幅によって風を巻き込み屋根を持ち上げてしまう現象が起こります。そうなると住宅が大きく揺れたり、最悪の場合には屋根が吹き飛んでしまいます。そのため、ビ・ハウスでは軒の出幅をなるべく小さく設計しています。
また、2000年には建築基準法が改正され、各市町村ごとに風速30m/秒〜46m/秒までの範囲内で風の強さを表す「基準風速Vo」が設定され、その数字を元に風圧力を算出し建築設計することが定められました。
・大阪府の「基準風速Vo」一例
高槻市、枚方市、寝屋川市などは風速「32m/秒」
大阪市、豊中市、池田市、吹田市、茨木市、箕面市などは「34m/秒」
大阪府下においては、32m/秒、34m/秒の風速でも耐えられる設計ということになります。
・気象庁では
風速15m/秒以上の風が吹いているか、吹く可能性がある範囲を「強風域」
風速25m/秒以上の風が吹いているか、吹く可能性がある範囲を「暴風域」と呼び、
17m/秒〜33m/秒では、高速道路での運転で横に流されるレベル
33m/秒〜44m/秒では、通常の速度での車の運転が困難なレベル
43.7m/秒〜54m/秒では、走行中のトラックが横転するレベル としています。
<窓>
暴風によって物が飛んできて窓ガラスが割れ、体を傷つけてしまう恐れがあります。また、割れた窓から暴風が住居内に吹き込むことで、屋根を持ち上げてしまうことがあります。そのため台風や暴風雨の際は、窓のシャッターを閉め窓ガラスが割れないようにすることが一番です。
■ハザードマップの盲点!
近年の自然災害を受け、ハザードマップが注目されています。ハザードマップは、調査が終わると災害の危険性があるエリア住民への説明や賛同を得たのちに掲載されます。そのため年々少しずつ更新されており、住宅や土地の購入前にハザードマップを見て大丈夫だと思っても、購入後にその場所が災害エリアに指定される場合があります。
河川の氾濫などによる浸水においては、ほぼハザードマップ通りという見方がありますが、土砂災害においては調査中の所も多くあり反映されていないことがあります。また、災害エリアの住民の賛同が得られない場合は、ハザードマップに掲載されない可能性があります。そのため、周囲は災害エリアに指定されているのにその一角だけ外れているような場合は、注意して見ることをおすすめします。
その他、ビ・ハウスでは地震による建物の強度にも注意を払い、お客様が安全・安心して暮らせる住まいを第一に考え対応しています。住宅建築のことでお困りのことがあればお気軽にご相談ください。
耐震等級って何?家の地震に対する強度基準は?
耐震等級って何?地震に対する家の強度基準は? | 家づくりブログ (bihouse.co.jp)
住宅が自然災害にあったら、まずこれ!
住宅が自然災害にあったら、まずこれ! | 家づくりブログ (bihouse.co.jp)
===========================
「大阪一ええ家を造ろう!」豊中の注文住宅
株式会社ビ・ハウス
〒560-0011大阪府豊中市上野西1丁目1番28号
TEL 06-6841-7555 FAX 06-6841-7951