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コラム

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ビ・ハウスの家づくり

2020/06/25

坪単価の算出方法にルールがないって本当?

こんにちは。 豊中・箕面・池田・吹田・地域密着の工務店・1級建築士事務所 ビ・ハウスです。

住宅を建てようと思うと、予算はどれくらいになるのか気になりますよね。世の中を見渡すと、同じエリアの似た敷地面積・似た敷地形状でも坪単価が異なる物件を目にすることがあります。なぜそうなるのか?その理由をお話したいと思います。

■坪単価の算出方法はルール化されていない!


「坪単価」という言葉をよく耳にするかと思うのですが、戸建建築における「坪単価」には、厳密なルールがありません。そのため、どこまでの費用を含めて表記しているのかは、各会社によってそれぞれ違うのです。

<よく使われている坪単価の算出方法>

坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 延床面積

もしくは 坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 施工面積

延床面積とは

建築基準法に基づく、各フロアの床面積の合計を足したもの。床のない吹き抜けや天井高1.4m以下で階段が固定されていないロフト、壁で囲まれていない玄関ポーチ、バルコニーなどの面積は含まれません。


例)2階建なら、1階と2階の各フロアの床面積の合計を足した数字

施工面積とは

実際に施工した部分の面積のこと。各フロアの床面積に加えて吹き抜け、ロフト、バルコニー、玄関ポーチなどの面積も含まれます。


例)建築した部分全ての面積

見てわかるように、施工面積で計算した方が母数が増えるので、坪単価を低く見せることができます。同じ物件でも、延床面積で計算するのか、施工面積で計算するのかで、坪単価が変わるのです。ともすると、坪単価の安い方に目が行きやすいのですが、算出の元となっている内容を確認しないと、表示されている坪単価だけでは判断できないのです。

■坪単価に設備費用などは含まれていないことが多い

先ほどの算出方法をみればわかるように、一般的に言われている坪単価は、建物の工事にかかる費用のみとなります。ですが、生活するためには電気・水道・ガスをはじめとするライフラインの設備費用や外構費などが必要になります。こういった費用は坪単価に含まれていないため、建築にかかる総額とは異なることになります。そのため、坪単価だけで判断すると予算オーバーという事態に陥ってしまうのです。

こういった費用を含めないのは、坪単価を安くみせてお客様の興味をひくことを優先しているからです。言ってしまえばその企業の戦略なので注意が必要です。

ビ・ハウスがお客様に提示する、注文住宅の建築に関する見積書は、土地代、建築費、設備費など全てを含めた費用をお伝えしています。逆に言えば、お伝えしていない費用を後になって請求することがない、ということです。当社は、お客様と駆け引きはしないのです。

↓ビ・ハウスは、ドがつくほど真面目な会社です!
ビ・ハウスは、ドがつくほど真面目な会社です! | 家づくりブログ (bihouse.co.jp)

みなさんも、表面上の坪単価に惑わされないようお気をつけください。
予算などについて気になることがあれば、ビ・ハウスに何でも聞いてください!

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