2023/12/18
【高性能住宅 国産ヒノキ柱】ビ・ハウスのこだわり ⑦
こんにちは。豊中・箕面・池田・吹田・地域密着の工務店・1級建築士事務所 ビ・ハウスです。
木造住宅において、大変重要な土台と柱。ビ・ハウスでは、その土台とすべての柱に、自然素材である国産ヒノキを使用しています。今回は、ビ・ハウスこだわりのヒノキの家づくりについてご紹介していきたいと思います。
国産ヒノキの柱
- ヒノキの優れた耐久性
日本書紀には「スギとクスノキは舟に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に使いなさい。」と書かれています。その記述のとおり、古い時代からヒノキは神社仏閣を建てるために最適な建築材として多く使われてきました。世界最古の木造建築物として、日本ではじめて世界文化遺産にも登録された法隆寺が1300年もの年月を経て、今もなお現存し、その姿を立派に維持しているのは、木材のなかでも最高レベルの耐久性をもつヒノキで建てられているためだと考えられています。
ヒノキは伐採してから200年まで強くなり続けると言われています。200年をピークにゆっくりと強度が弱まっていきますが、1000年以上経過しても、伐採当時の強さを維持すると言われています。 昭和の法隆寺の修繕の際には、全体の65%が1300年前のヒ ノキをそのまま使うことができたそうです。修復に携わった当時の棟梁によれば、その表面をかんなで削るとヒノキ独特の香りを放つほど状態がよかったそうです。 実は、鉄やコンクリートの耐久性は100年程度と言われていますので、ヒノキがいかに長持ちする強い木であるかが分かります。
ここに、『NPO法人国産材』の耐久性実験の結果があります。実験対象は右から①フィンランド産ホワイトウッド、②カナダ産米ツガ、③宮崎産杉、④静岡産ヒノキです。これらを一斉に野ざらしにして放置、4年半後のそれぞれの腐食の進行具合は、上の写真のとおりです。
この実験結果からも、ヒノキの優れた耐久性・耐湿耐水性・保存性がお分かりになるかと思います。多くの住宅が安価に建てられる、ホワイトウッド集成材で建築されていますが、ビ・ハウスでは、永く安心・安全・快適に暮らしていただくために、国産芯持ちヒノキにこだわっています。
- ヒノキは水に強い
ヒノキは、「ヒノキ風呂」で知られるように、水や湿度に強い特徴をもつ木材です。古くから桶やまな板など水回りで使われることも多く、雨風にも耐えることができる木として、建物の土台に大変適しています。
- ヒノキの防菌・防カビ効果
木材を腐らせる「木材腐朽菌」という菌があります。繁殖すればするほど木材は腐り、建物の強度を低下させることになります。ヒノキに含まれる成分には、この木材腐朽菌の繁殖を抑える抗菌作用があることが分かっています。他にもその抗菌作用によってカビの繫殖を抑制する効果もあります。医学の分野においても、院内感染症の最も主要な原因菌MRSAや食中毒を引き起こす病原性大腸菌、O-157に対しても抗菌作用があることが確認されています。
- ヒノキの防虫効果
住まいの大敵シロアリ。 シロアリは香りのよい木と堅い木材を嫌います。ヒノキはシロアリの食害を受けにくい木材の代表格です。ヒノキに含まれるαカジノールという成分に、シロアリを寄せ付けない防虫効果があることが研究の結果分かっています。 さらに、ビ・ハウスでは、ヒノキ材のなかでも堅い心材の部分を使用していますので、シロアリ予防効果をより高めることができます。また様々なアレルギー症状や病気の原因になるダニ。ヒノキの木屑の中ではダニが死ぬという検証結果があるほど、ヒノキの香りにはダニの繁殖を抑制する効果もあります。
他にも、ヒノキの香りによるリラックス効果など、建物に国産芯持ちヒノキを用いることは、構造体自体が強くなるだけでなく、住む人の健康という面でも大きな効果をもたらします。年月が経つほどに木材自体が強くなるヒノキは、大人だけでなく、小さなお子さまから高齢な方までご家族全員が、永く安心・安全に、快適で心地よく過ごしていただける住環境をつくりだしてくれます。
ビ・ハウスでは、施工エリアを車で30分以内でかけつけることができる北摂エリアに限定し、 お客様が安心して暮らせるよう設計段階から建築施工、竣工後のアフターフォローまで一貫してご対応しています。ヒノキの家づくりについてもご興味がおありでしたら、お気軽にお問い合わせください。
===========================
「大阪一ええ家を造ろう!」豊中の注文住宅
株式会社ビ・ハウス
〒560-0011大阪府豊中市上野西1丁目1番28号
TEL 06-6841-7555 FAX 06-6841-7951