2019/08/20
頭の良い子が育つ「リビング学習」
こんにちは。 豊中・箕面・池田・吹田・地域密着の工務店・1級建築士事務所 ビ・ハウスです。
夏休みも終盤に差し掛かり、子供たちの夏休みの宿題も追い込みに入る頃でしょうか。
「頭の良い子が育つ家」や「頭の良い子が育つ間取りとインテリア」などの書籍が子育て世代から大きな関心を得ていることもあり、ビ・ハウスでは、ほとんどのお客様が「リビング学習」ができる間取りを希望されます。
「頭の良い子」とは
「頭の良い子」というのは、成績の良い子・勉強のできる子を指すのかというと、そればかりではないようです。何か壁にぶち当たっても、自分で考えたり工夫したり、自分で判断して行動できることや、想像できること、あらゆる角度から物事を捉えられること、周囲とのコミュニケーション能力など、多面的に能力を発揮できる子どもというニュアンスの方が強いと考えられます。事実、文部科学省が定めた2020年からの新しい「学習指導要領」にも同様の内容が示唆されています。
■「学習指導要領」が改訂!2020年から実施
文部科学省が定める教育課程(カリキュラム)の基準となる「学習指導要領」は、およそ10年に1度、改訂されており2020年から新しい要領が実施されます。
これまでの「生きる力」を育むという目標を維持しながら、グローバル化や人工知能・AIなどの技術の発展が著しい社会にあって、これからの時代は、より良い人生や社会を切り開いていく力を育て、困難なことに遭遇しても自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、自ら判断し、行動・表現することなどを目標にした内容が盛り込まれているようです。自分の資質や能力を磨き続けることの大切さが伝わってくる内容ですね。
↓学習指導要領について(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1383986.htm
これらを踏まえ、ビ・ハウスが考える「頭の良い子が育つ家」というのは、子どもたちが自主的に考え、表現したり行動したり、人とのコミュニケーション能力といったものを育み、向上させるための間取りではないかと思うのです。
■学びのための間取りの工夫
子どもたちにとって、身近な家族の影響は大きいのではないでしょうか。家族間のコミュニケーションをもとに、何かに気づき発見し、疑問を抱き、そのことについて知りたいと思うようになります。子どもは、まず「なんでそうなの?」といった質問をお父さんやお母さんに投げかけるでしょう、すると親は子どもの疑問を解決するための調べ方や考え方を教えますよね。こういった会話が成立するのは、家族の気配が感じられる間取りになっているからです。
自然とコミュニケーションが生まれる空間を創出する工夫として、1階と2階を吹き抜けにしたり、リビングを通って2階に上がれるようにしたり、みんなの顔が見える対面キッチンにするなどがあります。
また、調べものが自由にできるよう、大人と子どもの本棚を一緒にしたり、子どもと一緒に本を読んだり絵を書いたり、パソコン作業ができるスペースやデスクを設けるのも一つの方法です。こういった観点から、みんなが集まるリビングに親子で使えるデスクワーク用のカウンターを設置してリビング学習をすることもできます。
表現力を養うという点でみると、黒板など落書きができるものを壁に配置することで、子どもたちが自由に自分を表現できる環境を整えることができます。加えて、子どもが書いたものを見て、親が感想や意見を伝えることで子どもたちの想像力やアイデアを膨らませることもできるのです。
こういったリビング学習もそうですが、今は少し前までなかったものが求められる時代でもあります。照明デザイン、設備仕様を含め住宅の建築プランは、時代とともにニーズも変化していきます。
ビ・ハウスでは、そこに住まうご家族が快適に、そして発展的に暮らせるよう、常に最新のトレンドなどを学び自己研鑽に努めています。
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