2020/06/18
健康に配慮した住宅の換気対策!
こんにちは。 豊中・箕面・池田・吹田・地域密着の工務店・1級建築士事務所 ビ・ハウスです。
住宅に関わらず、建物には換気がとても大切です。換気が不十分だと空気の入れ替えができず、淀んだ室内環境を作り出してしまいます。こういった状態は当然、健康にもよくありません。
住宅建築において、健康にも配慮した建築・施工を行っているビ・ハウスでの取り組みの一部をご紹介いたします。
■パッシブデザインを取り入れた間取りを提案
建築設計における通風計画は、パッシブデザインの一つとして採用されています。
↓パッシブデザインとは
「パッシブデザイン」ってどんな家? | 家づくりブログ (bihouse.co.jp)
↓光熱費を抑えるパッシブを採用した家!
光熱費を抑えるパッシブを採用した家! | 家づくりブログ (bihouse.co.jp)
室内の通風を促す場所といえば、「窓」や「換気設備」です。
風の流れは読みにくいので、立地条件をみて、可能であれば家の全方位に窓を設けられるよう設計しています。
風の通り道を作ることで家全体に風が通るので、快適な空間を創出しやすくなります。ですが、隣の建物と接近している場合、窓を開けても通風をしにくいこともありますよね。そういったケースでは、ウィンドキャッチャーという形状の窓を採用しています。
窓は、採光を室内に取り入れる役割もあるので、部屋も明るくなります。
■換気は建物の「気密性」にも関係している!
窓を開ける以外に、換気設備を使って換気する方法があります。この場合、住宅の気密性能が換気の良し悪しを左右するため、気密性の高い建築施工を行う必要があります。
住宅における「高気密」とは、隙間を極限までなくした状態をいうのですが、見た目では分からないため気密測定器を使って数値を出します。その数値を「C値」というのですが、建物の延床面積に対する隙間面積の割合をいい、この数字(C値)が小さいほど気密性の高い建物になります。
以前は、次世代省エネルギー基準で日本全国の都道府県別にC値の基準が定められておりました。1999年時点で北海道と東北の一部地域では2.0、その他の地域は5.0とされ、この数値より低ければ高気密住宅と判断されていました。ですが、2009年の改正省エネ法によって気密性に関するC値の項目がなくなったため、現在は基準値が設定されていません。
よって、気密性の測定についても検査を行うかどうかは、その会社の方針次第ということになっています。そのため、検査を「している会社」と「していない会社」が存在し、大手の住宅メーカーでも実施していない会社がほとんどなのです。
そんな中ビ・ハウスは、お客様に提供する住宅がどれくらいの住宅性能であるかをしっかりお伝えしたいとの思いから、気密測定を実施しお伝えしています。
これまで測定した直近のC値は1.0を切っており、1999年時点の北海道基準よりも低い数字の「高気密住宅」であることを示しています。
↓室内の熱中症対策に効果がある住宅の「断熱性」と「気密性」
室内の熱中症対策に効果がある住宅の「断熱性」と「気密性」 | 家づくりブログ (bihouse.co.jp)
ビ・ハウスでは、お客様の住宅建築に関して誠心誠意、できる限りの取り組みを行っています。些細な疑問でもかまいませんので、気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
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