2019/12/05
交通事故よりも多い入浴時の事故、お家にヒートショック対策を!
こんにちは。 豊中・箕面・池田・吹田・地域密着の工務店・1級建築士事務所 ビ・ハウスです。
日毎に寒さが増していく季節になりました。
住宅内での体調変化で注意が必要なものに“冬のヒートショック”と“夏の熱中症”があります。
平成30年(2018年)9月に消費者庁が特別に集計した「高齢者の事故の状況について」によれば、「不慮の事故」のうち、浴槽内での溺死及び溺水や浴槽への転落による溺死及び溺水などの死亡者数は「交通事故」よりも多いという報告がされています。
↓「高齢者の事故の状況について」消費者庁より
■ヒートショックとは
浴室で起きる症状の一つに“ヒートショック”があります。ヒートショックとは、暖かい部屋から寒いトイレや浴室、脱衣所などへ移動することで、急激な温度差によって体に受ける影響のことで、温度差が10度を超えるとヒートショックのリスクが大きくなると言われています。
■ヒートショックで起こる可能性のある症状
寒い脱衣所で服を脱ぎ浴室の暖かい湯船に入ると、血圧や脈拍が変動しやすく心臓や血管に負担がかかり心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こしやすくなります。めまい、動悸といった症状が出ることもあり、入浴中の溺死や転倒からの死亡例もあります。若くても、糖尿病、高血圧、肥満、不整脈といった事情がある方も注意が必要です。
↓消費者庁によるヒートショックに関するデータとその対策など(PDF)
■ヒートショックを起こしにくい家にするために
新築で住宅を建てる場合、建物の隙間を極限まで減らした「高気密」、熱の伝導率を抑え快適な室内環境を整える「高断熱」の住宅性能にこだわることで、住居内の暖かい部屋と寒い場所の温度差を作りにくくすることができ、また、身体へのストレスも軽減されるので、快適な暮らしが実現できます。
また、築年数の古い住宅の場合は、床や壁の断熱工事といったリフォームをするのが一番ですが、それが難しければ脱衣所や浴室に暖房器具を設置し、入浴前に十分暖めておくことをオススメします。
■家を建てるなら、高気密・高断熱の家を建築できる会社を選びましょう!
冬の寒いときも、夏の暑いときも住居内で暑さ寒さを感じることなく、また光熱費を気にすることなく快適な環境を整える住宅を建てるのが一番です。ですが、建築を依頼した会社がその技術を持っていなければ話になりません。その会社が、高気密・高断熱の家を建築できるかどうかは、住宅の「構造模型」や建築現場での「構造見学会」を開催し実際の様子を確認できるかが一つのポイントになると思います。構造についてしっかり説明を受けましょう。
ビ・ハウスでは、夏涼しく冬暖かい「高気密・高断熱」の住宅性能を標準採用しており、構造模型や構造見学会も開催しています。
お住まいになる家族みんなが健康で快適に暮らせる住宅を目指し、様々な工夫を凝らしています。住宅建築や構造に関するご質問は、いつでも承っておりますので時間の許すときにでもお越しください。
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