コラム
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2019/03/19
こんにちは。 豊中・箕面・池田・吹田・地域密着の工務店・1級建築士事務所 ビ・ハウスです。
ZEH(ゼッチ)住宅とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略です。
住宅の断熱性・省エネ性能を上げ、太陽光発電などでエネルギーを作ることで、空調・給湯・照明・換気の年間の一次消費エネルギー量の収支を「ゼロ」にする住宅のことを ZEH(ゼッチ)住宅 といいます。
また、「ZEH基準」というのがあり、2020年に求められている省エネルギー基準よりも、さらに厳しい基準が定められています。
近年、太陽光発電の搭載を希望されるお客様が増えています。その理由として、災害時など電気が止まっても自家発電ができることや、蓄電池を備えておけば電力を貯めておけること、自家消費以外で余った電気は10年間、売電することが可能というメリットがあるからです。
電気を売ることができる「固定価格買取制度」は2009年11月からスタートし、今年で10年を迎えます。2009年と2010年から10年間の買取価格は48円/kwhでしたが、2011年からの10年間は42円/kwhとなり、年を追うごとに買取価格が下がり、2019年からの10年間は24円/kwhになっています。
「買取価格が安くなってきているのに、今から太陽光発電を屋根に搭載する価値があるの?」と思われるかもしれませんが、そもそもこの「固定価格買取制度」は、太陽光発電の設備や設置にかかるコストを回収できるようにするためのシステムで、近年、太陽光発電や設置費用などのコストが下がってきているため、買取価格もそれに連動して下がってきているのです。
では、太陽光発電を設置してからその費用を回収するまでに何年かかるのか?という疑問がわきますよね。
太陽光発電の搭載する・しないの判断材料として、現在住まわれているお客様の家庭の電気の使用量をはじめ、搭載する太陽光パネルの面積や南向き・東向きといった屋根の方角や周辺環境などから、予想される発電量や使用量・買取料金などを算出し、各家庭ごとにシミュレーションを出してくれます。
その結果を見ると、だいたい何年くらいで設置費用が回収できるのかが分かります。太陽光発電の搭載について唯一のデメリットは、太陽光発電とその設置にかかる費用なんですが、今までのお客様の結果を見ると、その費用も平均7〜8年ほどで回収できるという結果が出ていました。
また、オール電化にして“エコキュート”を設置すると、給湯器が深夜電力の方が安いとか、発電した電気を使う方が安いとか、各家庭のライフスタイルに合わせて設定できるので、より賢く電気が使えるようになります。
太陽光パネルの発電量は年々0.7%ずつ減少していきます。その割合が急激に下がるようなことがあれば不具合が生じている可能性があります。
そういった場合、メーカーのメンテナンスが受けられます。太陽光パネルについては、20〜25年の保証期間があり、発電した電力を家庭で使えるように変電するパワーコンディショナーについては15〜20年の保証期間があります。
災害時の対策をはじめ、地球温暖化や電気消費量を抑えるなど、政府としても様々な取り組みを行っている昨今。太陽光発電の説明をしながら、私たち個人にもできることがあるんだと感じています。この情報がみなさんの一助になれば幸いです。
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