2023/05/13
雰囲気づくりのカギになる!照明プランのポイント vol2 照明の種類/補助照明
こんにちは。豊中・箕面・池田・吹田・地域密着の工務店・1級建築士事務所 ビ・ハウスです。
前回は、空間全体を照らす主照明に分類される代表的な照明器具をいくつかご紹介させていただきました。
従来、室内照明は一つの部屋に一つの照明というスタイルが一般的でしたが、照明の種類も多様化した近年は、全体を明るくする主照明と、部屋の雰囲気を演出する補助照明とを組み合わせる「1室多灯」プランがおすすめです。そこで、今回は主照明に組み合わせる「補助照明」についてご紹介していきたいと思います。
照明の種類を選ぶ
スポットライト
スポットライトは、向けている方向に集中的に光を当てて照らす照明です。ダクトレールを天井や壁に敷いて多灯で使用すると明るさは十分確保できます。ピンポイントで絵画や観葉植物、インテリア雑貨を照らし出したり、壁や天井に向けて間接照明にしたりすることで、陰影がつき、空間を立体的に演出することができます。気軽に光の方向も変えられ、ダクトレール上であれば、ライトの付け外しや移動も簡単にできます。スポットライトは調節がきく、使い勝手のよい照明器具です。
ブラケットライト
ブラケットライトは、壁や柱といった垂直面に設置する照明です。壁面に取り付けるので、場所を取らないのがメリットです。壁面の写真や絵などを照らすことで飾られたものをより引き立たせたり、なにもない壁に取り入れても、お部屋に立体感が出て、ぐっとオシャレな雰囲気になります。ブラケットライトは明るくするというより、メインの照明の補助として使われることが多いです。空間の横からの光は雰囲気をよくする効果があるので、玄関や廊下、階段以外にも寝室などの落ち着いた雰囲気にしたい場所にもおススメです。基本的に電気工事が必要になりますので、新築かリフォームの時が検討のタイミングです。
間接照明
光を天井や壁、床などに当て、その反射光で間接的に照らす照明方法のことです。眩しくない柔らかい光になるのが特徴で、空間に陰影をつけることで奥行きや広がりをつくります。落ち着いた癒しの空間を演出するため、リビングや寝室などのリラックススペースに適しています。その反面、直接光源が見えないので、お部屋が暗い印象になりがちです。細かな作業をしたり、本を読んだりするには明るさが足りない場合がありますので、メインの照明との組み合わせで使われるのがオススメです。
リビングなどで使われる人気の「一室多灯」スタイル。一つの照明器具だけでお部屋を明るくするのではなく、間接照明や小さな照明器具を効果的に組み合わせることで、くつろぐ、食事をする、読書や作業をするなど、お互いに違うことをしていても居心地のよい空間になります。また複数の照明を使うことによって、空間に陰影が生まれ、雰囲気のあるオシャレなお部屋が演出できますよ。さらに、必要な場所に必要なだけの明かりを供給することで、消費電力の無駄がなくなり、節電につながるのもうれしいところです。
今回は「補助照明」について、代表的なものをいくつかご紹介させていただきました。他にも、置き型のフロアスタンドやテーブルランプなどが補助照明として手軽に使えるアイテムになります。メインの照明にプラスする補助照明を、お部屋の使い方やお好きな雰囲気に合わせてコーディネートしてみてくださいね。
ビ・ハウスでは暮らしの照明についても、お客様のお好み・ライフスタイル・予算などに合わせたご提案をさせていただいております。
お家の「照明計画」のお手伝いもさせていただきますので、ぜひご相談ください。
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