2023/05/11
雰囲気づくりのカギになる!照明プランのポイント vol1 照明の種類/主照明
こんにちは。豊中・箕面・池田・吹田・地域密着の工務店・1級建築士事務所 ビ・ハウスです。
家づくりといえば、間取りを考えたり、外壁やフローリング、窓や扉などの色や素材を選んだり、設備を決めたりをイメージされる方が多いかと思います。その中で見落とされがちなのが「照明」です。実は照明は、お部屋づくりのキーアイテムであり、暮らしやすさにも関わってくる重要な部分です。落ち着いてリラックスできる空間、勉強や仕事に集中できる空間など、目的に合った雰囲気をつくるカギを握っているといっても過言ではないです。
ところが夜のお部屋の雰囲気を想像するのはなかなか難しいこともあって、照明についてあまり深く考えないままお家が完成してしまったという方も少なくありません。
そこで今回から、お家が暮らしやすく、心地よい空間になるための照明の基本的な知識や、照明プランの考え方についてご紹介していきたいと思います。
照明の種類を選ぶ
照明器具は、お部屋の照らし方で分類すると、大きく2つに分かれます。お部屋全体を明るく照らす目的で使う「主照明」と、限られた範囲だけを照らす照明の「補助照明」です。主照明の代表的なものには、天井の真ん中に付けるシーリングライトがあります。その他、天井に埋め込んで使用するダウンライトや、大きくて単独でお部屋全体を照らすようなものであればペンダントライトも主照明に入ります。補助照明には、スポットライト、ブラケット、フロアスタンド、デスクランプなどがあります。
シーリングライト
リビングの照明として代表的な種類です。天井に直接取り付けるタイプの照明器具です。お部屋全体を照らし、十分な明るさが確保できます。最近ではLEDシーリングライトが一般的になってきており、調光機能が付いている商品も多く、リモコンでオンオフはもちろん、光の色や明るさを自由に変えられるのが便利です。丸くて大きめで平たいイメージがあるかと思いますが、最近では、スポットライト型のライトが複数付いているものやシーリングファンと組み合わせたものなどデザイン性のある商品も多数あります。
ダウンライト
ダウンライトは天井に埋め込んでいるタイプの照明器具。主照明となる照明器具ではありますが、シーリングライトより明るさは低く、複数のライトを一定の間隔で配置するのが一般的です。天井から飛び出さないので、凹凸がなくなり、空間がシンプルですっきりとした見た目になります。天井の工事が必要になるため、後から配置を変えたり、数を増やしたりできないのがデメリット。新築またはリフォーム時にしっかり計画する必要があります。最近では、明るさを調整することができる、調光機能付きLEDダウンライトが人気があります。
ペンダントライト
天井や梁などからチェーンやコードで吊り下げるタイプの照明です。シーリングライトより光の位置が低くなるため、テーブル上やキッチンカウンターなど限られた範囲を照らすのに適しています。補助照明として使われることが多いですが、大きくて単独でお部屋全体を照らすものであればメインの照明にもなります。素材やデザインが豊富で、好みのイメージに合わせて選ぶことができるので、お部屋を明るく照らすだけでなく、お部屋のインテリアとして楽しむことができます。
今回は、お部屋全体を照らすメインの照明の代表的なものをご紹介させていただきました。日本の住宅では昔から1つの部屋に1つの照明器具を設置するという「一室一灯」という方式が一般的でしたが、最近では1種類の照明だけを取り入れるのではなく、部屋のサイズや過ごし方に応じて複数の照明を取り入れる「一室多灯」が主流になっています。そこで次回は、「補助照明」として使える照明器具について、代表的なものをいくつかご紹介させていただきたいと思います。
ビ・ハウスでは暮らしの照明についても、お客様のお好み・ライフスタイル・予算などに合わせたご提案をさせていただいております。
お家の照明プランで迷われている方は、お気軽にご相談ください。
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