2023/03/11
好みに合う「木」は?フローリング樹種いろいろ vol2 ブラックウォールナット
こんにちは
豊中の注文住宅ビ・ハウスです。
フローリング樹種いろいろvol2の今回は、ブラックウォールナットをご紹介します。ヨーロッパでは17世紀から18世紀にかけて「ウォールナットの時代」と呼ばれるほど流行。日本でも一時期ウォールナットがブームになったことがあります。今でもフローリングのトップ3に必ずランクインするほど人気の高い樹種です。
ブラックウォールナット(クルミ科・落葉広葉樹)
チークやマホガニーと共に世界三大銘木の一つに数えられるウォールナット。実は皆さんがよく知る美味しい「クルミ」の木のことです。中でも家具や建材として使用されているウォールナットはカナダやアメリカなど北米が主産地の「ブラックウォールナット」。落ち着いた色合いと木目の美しさに加えて加工性・着色性・接着性に優れていることから、欧米では古くから高級家具や工芸品に用いられてきました。アメリカ合衆国大統領の演説台や合衆国最高裁判所のベンチ、ミラノ大聖堂の聖歌隊の合唱席はウォールナット製。高貴な雰囲気を演出するのにうってつけの木材です。他にもピアノやバイオリンなどの楽器材、ライフルの銃床(銃身を支える部分)など幅広く使用されています。
【特徴】
色合いはほんのり紫がかった濃いブラウンで重厚感があり、しっとりとつやがある木肌、墨流しと呼ばれる黒や褐色の美しい木目が特徴的です。木材は温度や湿度による収縮や反りがおこりやすいものですが、ウォールナットは加工後の狂いが少なく、堅くて衝撃に強いので、フローリング材としても大変扱いやすいです。色味は紫外線の影響などで、濃い茶色から明るくまろやかな茶色に変化していきます。ウォールナットの色合いを少しでも長持ちさせたい場合は、なるべく直射日光が当たりにくい間取りにすることをおすすめします。またウォールナットは成長が遅いこと、幹が細く採れる量が少ないことから、希少価値が高く、他の樹種と比べて価格が高い傾向があります。
▼ブラックウォールナット
画像の引用元:朝日ウッドテック
【ウォールナットの床にあうインテリアは?】
ウォールナットは色が濃いので、壁や天井に濃い色を選んでしまうと、暗い印象のお部屋になってしまうことがあるので注意が必要です。それを避けるためには、壁や天井はアイボリーやベージュ系などの、ベーシックな明るい色調でまとめるとよいでしょう。すべて白色系では物足りない場合は、グレーのデザイン壁紙など取り入れてみてもオシャレです。グレーは白・黒と同じ無彩色になりますので、どんなインテリアにも合わせやすい色です。また天井を板張りにしたり、化粧梁を配置するのもお部屋にメリハリをつける手法の一つです。
ドアや窓、収納扉などの建具や家具などは、ウォールナット床と同系色でまとめるとお部屋の印象がより引き締まります。
ウォールナットの床自体が存在感強めなので、カーテンやソファー、ラグなどは無地系でシンプルなデザインを選ぶのがポイントです。インテリアは、ホワイト×グレー×ブラックの無彩色でまとめるとウォールナット床の美しさがより引き立ちますよ。
少し色味が欲しいなという場合は、紫やグリーン、ブルーがウォールナット床と好相性です。クッションやインテリア小物などに、ぜひ取り入れてみてくださいね。
ビ・ハウスではフローリングについても、お客様のお好み・ライフスタイル・予算などに合わせたご提案をさせていただいております。
床材(フローリング材)の製造販売メーカーなら朝日ウッドテック (woodtec.co.jp)
どんな床材にしようか迷われている方はぜひご相談ください。
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