2020/04/09
吹き抜けのあるリビング・ダイニングの特徴と疑問
こんにちは。 豊中・箕面・池田・吹田・地域密着の工務店・1級建築士事務所 ビ・ハウスです。
注文住宅で希望が多い間取りの一つに吹き抜けがあります。吹き抜けがある場所といえば、玄関やリビング・ダイニングをイメージされると思いますが、近年は玄関の希望は少なく、リビング・ダイニングの吹き抜けを要望されるお客様の方が圧倒的に多くなっています。
リビング・ダイニングを吹き抜けにできるかどうかは、間取りプランによって判断しているのですが、吹き抜けを設けることについてお客様から質問されることがあるので紹介いたします。
■吹き抜けのあるリビング・ダイニングの特徴と疑問
<特徴>
・天井が高くなる分、広々と開放感のある空間が創出できる
・開口部が大きく取れるため、風通しが良く室内に陽光を取り込みやすくなる
・間取りによっては、2階とつながりを持たせることができる
・リビング階段にすることで壁や廊下がなくなる分、空間の広がりが演出でき変化を持たせられるため、デザイン性の高いおしゃれな室内を創出しやすくなる
など
<疑問>
吹き抜けがあると空調設備などの光熱費がかかるのでは?という質問をいただくことがあります。吹き抜けがある場合・ない場合では、光熱費に差が生じるのは確かです。ただ、気密性を高めること、壁や窓のサッシの断熱性を高めるなど住宅性能の高い家を建築することで、光熱費への負担が軽減できます。
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断熱性能を高める窓サッシと床下の環境を整える仕様 | 家づくりブログ (bihouse.co.jp)
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建築費が安い家と高い家の違いは?家計に優しい「生涯住居費」という考え方 | 家づくりブログ (bihouse.co.jp)
■コールドドラフトを起こさないために!
吹き抜けがあることで、開口部を大きく設けることができますが、そのぶん窓のサッシから伝わる冷気・熱気によって、同じ室内でも床付近と天井付近に温度差が生じやすくなります。
例えば、冬の寒い時期は壁よりも薄い窓から、室内に冷気が伝わりコールドドラフトという現象を引き起こすことがあります。冷気は暖かい空気より重いため床付近にたまり、暖かい空気は天井付近に漂うことで、空気の層が2層に分かれてしまいます。こうなると暖房器具でいくら室内を温めても、足元は寒いままになってしまいます。この状態をコールドドラフトと呼んでいます。
そこで、ビ・ハウスではこういった現象を起きにくくするため窓の性能はもちろん、壁や床・屋根には熱の伝導率を抑える高性能な断熱材を採用。あわせて、建物の隙間を極限まで減らした高気密の住宅を設計・建築しています。またケースによって、空気の循環がしやすくなるよう吹き抜けの上部にプロペラの設置を提案することもあります。ビ・ハウスでは、居室内の室温が均一になることで、住まう方々が快適に暮らせるよう様々な配慮を行っています。
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住宅における間取りプランには、メリット・デメリットが存在します。ビ・ハウスでは、お客様の希望を伺いながらプランのメリット・デメリットも一緒にご提案しています。気になることがあれば遠慮なくご質問ください。
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