家じゅうの明かりを自動化しよう
住宅を計画において毎日使う照明器具やスイッチの位置はとても重要です。
玄関や廊下などのスイッチを操作する頻度の多い場所は特に使い勝手に配慮が必要です。
そのためビ・ハウスでは玄関ポーチに人感センサーと明るさセンサーが付いた照明を採用し、スイッチの操作の手間を省き、点け忘れや消し忘れを防ぐとともに防犯や省エネに配慮しています。
また玄関ホールの照明についても人感センサースイッチを採用し、帰宅時や外出時に照明のスイッチを操作する煩わしさを解消し、また消し忘れを防止しています。
このように玄関や廊下の照明操作を自動化するだけで日常の照明操作の手間がかなり減るのですが、より多くの照明を自動化し便利にできる機器を紹介しようと思います。
屋外灯・ガーデンライトの自動化
屋外灯や庭園灯にもセンサー付きのものがありますが高価で種類が限られています。
そこで便利なのがタイマースイッチです。
タイマーで設定した時間に照明器具を自動点灯,自動消灯する事ができるため
つけ忘れ、消し忘れがなく省エネかつ防犯対策になります。
居室の照明の自動化
居室の照明は家電量販店で売っているシーリングライトをつけている家も多いと思います。赤外線リモコンで操作できる照明器具ならばスマートリモコンを設置すればインターネット環境に接続する事で簡単に自動化する事ができます。
スマートリモコンを使えば決まった時間だけでなく、日の出、日の入りに合わせて照明をコントロールしたり就寝時間に合わせて自動で消灯したりタイマースイッチではできない細かい自動設定ができるため照明スイッチを触る手間を減らしつつ省エネと防犯に役立てることが出来ます。
またスマートスピーカーと組み合わせると声でON、OFFができるため更に便利に使う事ができます。
ダウンライトや間接照明すべての照明を自動化したい
リビングルームに間接照明やダウンライトなど採用している方もおられると思いますが、それらの照明にはリモコンが無いものがほとんどです。そんな時はパナソニックやコイズミ照明のスマートスイッチを使う事でスマートリモコンと同じように自動化する事ができます。
パナソニックのリンクプラス
パナソニックの壁スイッチ、アドバンスシリーズリンクプラスはスマートフォンで照明スイッチを一括コントロールする事ができ、またグループ化してシーン毎に照明パターンを登録することができます。
もちろんタイマーによる自動点灯、消灯にも対応しています。
コイズミ照明のTREE+
コイズミ照明の照明システムTREE+もスマートフォンで照明をコントロールできます。
またコイズミのシステムには人感センサーのオプションを追加できる特徴があります。
無線アダプタが必要
パナソニックのリンクプラスやコイズミ照明のTREE+でスマートスイッチをネットワークに繋ぐためには別途無線アダプタが必要になります。無線アダプタとリンクすることで屋外からのコントロールやスマートスピーカーと連携する事ができるようになります。
1台の無線アダプタで接続できるスマートスイッチの数はカタログによると
パナソニックの無線アダプタ WTY2001 は対応スイッチを50台
コイズミ照明のスマートブリッジ AE54355E は対応スイッチを31台
通信距離はいずれも約30mで一戸建ての住宅であれば十分な性能ですが、建物の構造、間取り、置き場所によっては無線中継器が必要な場合があるためリビングルームのあるフロアで使用する事を前提に計画するのが良いでしょう。
機器選びの注意点
今回紹介したタイマースイッチやスマートスイッチなどの機能スイッチには既存の照明配線で対応できないものがあるので注意が必要です。パナソニックのあけたらタイマの場合は2線式と3線式(4線式)があるので既存の照明スイッチの置き換えでは2線式を選びましょう。
パナソニックのリンクプラスについても既存の照明スイッチの置き換えには2線式を選ぶ必要があります。コイズミ照明のTREE+は現在2線式がないため既存照明の置き換えが難しい場合があるので注意しましょう。
多機能スイッチはそれなりの値段なので購入の際には施工方法を良く確認して下さい。またスイッチの交換は電気工事を伴うため業者に相談するようにしましょう。
スマートスイッチの使用感
お客様のお宅で無線アダプタとリンクスイッチの組み合わせ例があまりないため、試しに自宅で使って見ることにしました。まず気になっていた無線の有効範囲ですが木造2階建てであれば別の階のスイッチともリンクする事ができました。
次にスイッチの使い勝手ですがタッチ式のリンクスイッチを選んだ場合カチカチという機械的な感触がないため最初は操作に戸惑いました。タッチミスで照明が動作しない事もあるため照明の動作を確認するまで安心してスイッチの前から離れる事ができず、そのため玄関ホールや廊下、水回りなど短時間で入切するような場所では使いにくいと感じました。
頻繁に入切を繰り返さないリビングルームのスイッチなどはタイマーでの動作や音声操作がメインのためスイッチを触る機会が少ないため気になりませんでした。タッチスイッチは見た目がスマートなのですが、使用感を確認してから採用場所を検討すると良いでしょう。
今回紹介したシステムを採用すれば家全体の照明を自動化したりスマートスピーカーを使った音声コントロールができたりと工夫しだいで防犯や省エネに役立ちます。
スマートホーム化を考えておられる方は日常生活を便利にするために採用を考えてみては如何でしょうか。
設計課 菊澤
箕面市 豊中市 池田市 吹田市 茨木市 摂津市 北摂エリアを中心に伊丹市・尼崎市・宝塚市 他・・・建替え・注文住宅・新築分譲住宅など、住まいのことなら国産天然無垢「総檜柱の家」にこだわり30周年のbiHOUSE (ビ・ハウス) にお任せください。
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