箕面市 こだわりの注文住宅で上棟式が行われました!
こんにちは。豊中・箕面・池田・吹田・地域密着の工務店・1級建築士事務所 ビ・ハウスです。
四月に入り、ここちよい陽気の続く季節になりましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は、箕面市で建築された注文住宅の上棟式の様子をレポートさせていただきたいと思います。
屋根の一番高い所に「棟木」と呼ばれる横木が取り付けられる時点のことを「上棟」といいます。
その上棟の際に行う「上棟式」。
建物の神様を祀って、上棟まで工事が順調に進められた事に感謝し、無事建物が完成することを祈願します。
また同時に工事関係者との初顔合わせの意味合いも持つ、家づくりのなかで節目になる大切な日です。
▼御幣と祭壇の様子。
上棟式用のお清め用品・お供え物として、洗米・お塩・お神酒などが置かれています。
写真中央に見える飾りつけされた細長い板が「御幣(ごへい)」です。
御幣とは、三尺くらいの板に両紙垂れをはさみ、扇子や水引で飾られた縁起物で、施主様名、施工者名、建築日等を書き、工事の安全と家内の繁栄を祈願し、家の屋根裏に祀られます。
御幣の前に施主様とご家族、そして工事関係者が集まり、二礼二拍手一礼を行い、式が始まります。
式の進行は弊社工事担当者が行います。
▼四方柱清めの儀
建物の四隅をお神酒・お塩・お米でお清めします。
まずは大工棟梁がお酒で四方の柱を順にお清めします。
▼その後に、施主様が続き、清めのお塩・洗米を添えます。
▼続いて、施主様に構造金物の一部を締め付けていただきます。
施主様に締め付けていただくのは、ホールダウン金物の一部。
ホールダウン金物は、台風や地震の際に、柱が土台から抜けないようにするために取り付ける金具。
基礎と土台と柱を固定する大事な部材で、構造計算上必要な箇所に設置されています。
阪神・淡路大震災ではホールダウン金物を使用していた住宅の倒壊がほとんどなかったといいます。
耐震性に優れた住宅に必要不可欠な部材です。
▼御幣奉納の儀
施主様から大工棟梁へ御幣が手渡していただきます。お家の一番高い位置にある棟木を支える柱に取付けし、お供えされます。
▼御幣は、その場でお家の一番高い位置にある棟木を支える柱に取付けし、お供えされます。
施主様も一緒に階上に上がり、御幣に向かって、家とそこに住む家族を守ってくださいと手を合わせます。
完成後は見えなくなりますが、お家と共に残り、ご家族の無事と健康、家内の繁栄を末永く見守ってくれるお守りのような存在になります。
御幣奉納の後は設計担当者、工事担当者、大工棟梁の挨拶が続き、最後は施主様のお言葉で式が締めくくられ、閉会です。
情熱的に家づくりに取り組むご主人様と、朗らかに優しく見守る奥様。
いつも仲睦まじい様子が印象的で、打ち合わせのたびにこちらまで明るく楽しい気持ちにさせていただいています。
このたびはそんな施主様ご夫婦の思い出に残る上棟式に参加させていただき、うれしく思います。
タイル1枚1枚、畳の色など、細部にまでこだわりが詰まった素敵なお家の完成がますます楽しみになりました。
業務部 / 鈴木
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