人気の間取り要望10選を実際に建築|街角モデルハウスのご紹介
注文住宅の建築計画で最初に頭を悩ませることは、間取り【プラン二ング】ではないでしょうか。
間取りのご要望は、家づくりの流行や傾向により年々変化しております。
今回は、プラン二ングにおけるご要望が多い項目をピックアップし、実際に建築を行った【街角モデルハウス】をご紹介致します。
施工事例の写真から家づくりのヒントとなれば幸いです。
街角モデルハウスのプラン二ングについて
街角モデルハウスのプラン図です。
敷地面積131.39㎡(39.74坪)に延床面積120.90㎡(36.57坪)にて建築したモデルハウス。
各階にコンセプトを持ち建築しておりますが、1階は家の中心に階段を配置し、回遊動線を採用しております。
動きやすい回遊動線は、キッチンを中心に洗濯・干す・仕舞うの流れがスムーズで朝の準備動線や帰宅時の生活動線にもピッタリのプランイング。
2階には、キッズスペースとしての利用や書斎・趣味部屋として利用できるセカンドリビングを採用するなど、特徴あるモデルハウスです。
では、ご要望の多い人気の間取りについて施工写真も含めてご紹介いたします。
1.シューズクローク・土間収納
玄関の横には、やはりシューズクロークを設置したいご要望を多数いただきます。
シューズクロークや土間収納を設置の際、実際に収納したいアイテムとしては、靴・衣類・ゴルフバック・ベビーカーや汚れ物などご家族によって様々です。
また、念のための防災グッズを収納しておくスペースとして、最適な場所となります。
シューズクロークは玄関と連動する空間です。広い敷地で設計する場合は問題ありませんが、間口が狭い敷地条件である場合などは、実際にどのような物を収納し、どのくらいスペースが必要となるかしっかりと検討する必要があります。
2.ダイニングと横並びのキッチン
ダイニングとキッチンを横並びにするご要望は、人気でありつつもご意見が二分致します。
この間取りのメリットは、【家事の効率化】が一番でキッチンとダイニングテーブルを一直線に結ぶため、対面キッチンと比べ配膳の効率があがります。
また、ご家族の距離感がぐっと近づくことやデザイン面でカフェのような空間づくりが可能なことも、この間取りの人気の秘訣です。
デメリットとしましては、キッチンが丸見えになってしまうため、来客時にはキッチン周りを片付ける必要がある点です。
開放感が出る間取り構成となるため、キッチンやカップボードの上など、できるだけ生活感を出さない工夫が必要となります。
対面キッチンのスタイルと横並びのキッチンスタイルでは、プランニングの構成が大きく変化するため、どちらのキッチンスタイルがお好みであるか検討する必要がある項目となります。
3.パントリーの設置
収納スペースの中でもパントリーを設置したいというご要望は非常に多い状態です。
パントリーに収納する代表的なものは、買い置きの商品や日持ち食品のストックに加え、普段使わない調理器具・掃除機や掃除道具の収納・学校の書類・非常食や防災グッツなど各家庭によって様々です。
何を収納するかの正解はないスペースとなりますが、棚の高さや奥行・枚数などを市販の収納ボックスに合わせて施工するとより便利に活用できる空間となります。
無印やニトリ・IKEYAをはじめパントリーに最適な収納ボックスを取り扱うお店が多々あります。
一番下はキャスター付きの収納ボックスを採用し、中段はToffyのラドンナで揃えようなど、先に収納ボックスのサイズを確認しておくと最適な空間づくりができるはずです。
4.ファミリークロークの設置
キッチンからランドリールームの間に設置したファミリークローク。
ファミリークロークを1階に設置することで色々なメリットがあります。
まずは、【家事軽減】です。 ランドリールームに乾燥機を設置することで、家族の洗濯物の大半を少ない移動で済ませることが可能になります。
また、普段使いの多い着替えやカバンをファミリークロークに収納しておくことで、リビングからわざわざ2階に上がり準備をする必要がなくなります。
リビングで過ごしており、肌寒くなったので着替えを取るやコンビニに買い物に行くので上着を着るなど、普段の生活なかで1階にファミリークロークがあると無駄な動きが減ることが人気の秘訣かもしれません。
脱衣場の近くに設置したい・シューズクロークの近くに設置したいなど設置場所や広さについても十分に検討が必要なスペースです。
5.ランドリールームの設置
乾太くんを設置したランドリールーム。
モデルハウスでは、部屋干しが可能で作業スペースがあるランドリールームを施工しました。
部屋干し派の共働き世帯が増え、乾太くんの設置件数とともにランドリールームを設置するご要望が増えております。
家族構成によりご要望が分かれますが、誰かがお風呂を利用しているときに洗面所を利用したいというご要望の場合には、浴室の横に脱衣スペースを設置して洗面スペースと脱衣スペースを分離させるプランニングも可能です。
この場合は、脱衣スペース兼ランドリールームとして利用するケースが多い状態です。
今後の注文住宅のプランニングとして部屋干しが可能な空間づくりは必須傾向にあります。
6.オシャレな洗面スペース
ツーボールタイプの洗面化粧台を採用。
コロナ禍以降、お客様の利用も増えた洗面スペースをおしゃれでカッコよく・可愛く仕上げたいというご要望が増えております。
InstagramやRoomClipなどでご希望の洗面室の写真をお持ちいただき空間づくりを行うケースも増えきました。
各メーカーが提供する機能性の高い洗面化粧台を採用するケースももちろんありますが、サンワカンパニーやアイカ工業など造作式の洗面化粧台の採用と壁面をタイル貼りにすることで唯一無二の空間づくりを楽しめます。
また、洗面化粧台に設置する照明器具にも注目が集まっており、壁面に設置するブラケットライトからペンダントライトの採用など、今後もあらたな流行が生まれそうな空間です。
7.リビングイン階段
リビングを通って2階へ上がるリビングイン階段を採用。
子育て世帯が中心となる注文住宅の建築では、多いご要望の一つです。
実は、プラン二ングで一番重要なポイントが階段の配置です。
敷地の条件や家づくり全体のご要望を考慮し、階段の配置を検討していきます。
今回のモデルハウスのコンセプトとして、回遊動線を採用し家族の生活動線のスリム化を目指し且つリビングイン階段を採用することを検討した結果、家の中心部分に階段を設置したプラン二ングが出来上がりました。
一時期のスケルトン階段ブームも落ち着きを取り戻し、実用性や効率を考慮した階段づくりが好まれる傾向にあります。
8.フリールームの設置
2階の踊り場にフリールームを設置。
お子様の遊びスペース・勉強スペース・書斎やワークスペースとしても活用できるフリールーム。
お子様の玩具でリビングを占領されたくないケースや書斎やワークスペースを個別に設けるよりも多目的スペースとしてフリールームを設置するケースが増えております。
お子様の成長とともに、段々とフリールームの使用頻度が下がることも考慮すると将来的に個室にも変更できるプランニングが重要とも言われます。
9.2階の手洗いスペース
2階のトイレ横に設置した手洗いスペース。
2階のトイレ設置はほとんどの家で採用しておりますが、2階に水栓が無い建売住宅などは多く見かけます。
実際に生活する上で、2階に水栓がないとお掃除など水が必要になった時に不便さを実感すると思います。
また、朝の身支度で2階に洗面があると2ヶ所同時に利用が可能で、朝の準備渋滞が起こる心配を防げます。
こちらの手洗いスペースも鏡のカタチや手洗い器の種類・壁面のタイルや照明など、こだわりを持って家づくりを行うと自分好みのお気に入りスペースが出来上がると思います。
10.主寝室にウォークインクローゼットを設置
主寝室にはウォークインクローゼットを設置。
注文住宅のプランニングで収納スペースの確保は気になるポイントの一つです。
お子様が大きくなり個室を必要となった際に、主寝室に大型の収納を設置しておくと収納場所の不安がなくなります。
モデルハウスのように1階にファミリークロークがある場合には、季節ごとに使い分けを考慮しての収納が可能です。
また、憧れだけでウォークインクローゼットを設置するご要望は避けましょう。どのような物を収納したいか、しっかりと考慮してプランニングを行わないと通常の壁面に設置するクローゼットの方が収納量が多いケースも発生します。
パントリーと同様に収納したいものを考えてプランイングを行うと無駄なスペースがなくなりより快適な空間に仕上がります。
まとめ
今回施工した【街角モデルハウス】は、注文住宅を建築するお客様との普段の打合せの中で、ご要望の多かったポイントをピックアップし、プランニングを行った住宅です。
注文住宅の家づくりにおいて参考になるポイントをいくつも採用した内容となっております。
現在、コチラから>>見学予約を受付しております。
建て替えをご検討の方や注文住宅の建築をご検討の方はもちろん、土地探しから注文住宅の建築をご検討のお客様も是非、ご相談・ご見学くださいませ。
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